病原体

病原体

病原体(びょうげんたい)とは、病気を引き起こす微生物などを指す。ウイルスのようなものも含む。病原体によって起こされる病気のことを感染症という。 病原体(英:Pathogen)とは、本来、ヒト(またはそれ以外の動物、植物)の病気の原因になる実体、ないし外来性の因子を意味する言葉であった。その本体が何であるかについては長らく不明であったが、それを追究する過程で以下のような性質を持つことが次第に明らかになった。 病原体は(肉眼的、および患者の外観からは)目に見えないものである。 健康なヒトに、ある病気の病原体が作用すると、その病気を発症する。病原体が作用していないヒトにその病気は発症しない。(発病の責任因子:必要十分条件である) 病気になった患者から、直接の接触や空気を介するなどのいくつかの経路によって、別のヒトに伝達されて病気を発症しうる(伝染性がある) 伝染によって(病原体を持っているはずの)患者が増加することから、病原体自体にも増える性質がある(増殖性がある) 伝染病にかかった患者が、別の場所に移動すると、その場所で新たに伝染病が発生する(可搬性がある) 分類 ヒトや動物において、病原体と呼ばれるものは、ウイルス、真正細菌、菌類、原生動物などの微生物のうち、宿主となる生物に病気を起こす性質を持ったものである。

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